リトアニアの旅 3日目 ーMiško Ranča編・Dituva編

投稿日: 2025年10月8日 23:27

リトアニアの旅 3日目 ーMiško Ranča編・Dituva編

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【TRAVEL #2】 シャウレイ~十字架の丘~圧倒的な存在感/Siauliai ~The Hill of Crosses~ Dominant Presence

郷土の味に出会う、リトアニアの昼ごはん

郷土の味に出会う、リトアニアの昼ごはん

十字架の丘をあとにして、少し遅めのランチタイム。
道沿いに、小さな木造のレストラン「Miško Ranča(ミシュコ・ランチャ)」の看板を見つけました。
「森の牧場」という意味のその名のとおり、
木々に囲まれた可愛らしいログハウス風の建物で、
昼どきにはすでに多くの車が並び、店内は地元の人たちでにぎわっていました。


『旅メモ』

Miško Ranča(ミシュコ・ランチャ)
 所在地:Šiauliai近郊(十字架の丘から車で約5〜10分)
 営業時間:11:00〜22:00(※時期により変動あり)
 価格目安:スープ約5€、メイン料理約8〜10€
 人気メニュー:Cepelinai、Šaltibarščiai、ポテトパンケーキ
 雰囲気:地元客中心・アットホームでにぎやか

リトアニアの定番郷土料理

リトアニアの定番郷土料理

この日オーダーしたのは、リトアニアの定番郷土料理。

Šaltibarščiai(シャルティバルシチャイ)
  鮮やかなピンク色の冷たいビーツスープ。
 きゅうりやディルが入っていて、
 見た目はまるで春色のスープのよう。
 味はさっぱりしていて、ヨーグルトの酸味が心地よく、
 夏の暑さをやわらげてくれる一杯。


Cepelinai(ツェペリナイ)
 じゃがいもをすりおろして作る大きな団子に、
 肉を詰めてゆで上げたリトアニアの“国民食”。
 見た目はずっしりとしていながら、中はふんわり。
 ベーコンとソースが、素朴な味わいを引き立てていました。
 これを食べると、まさに「リトアニアを旅している」と実感します。

オリジナル・ハンバーガー
 驚いたのは、このレストランにある手作りのハンバーガー。
 炭火で香ばしく焼いたパティに、地元産のチーズと野菜をたっぷりサンド。
 ボリューム満点ながら、素材の味がしっかりしていて、
 パンも、ほんのり甘みのあるふわふわ食感が印象的でした。

料理が出てくるまでの時間は、およそ15〜20分ほど。
地元の人たちのテーブルを見てみると、ポテトパンケーキや肉料理などを頼んでいました。もちろんCepelinaiも
家庭の味を守る店という雰囲気のお店でした。

Dituva編 風に揺れる木の吊り橋(寄り道のひととき)

Dituva編 風に揺れる木の吊り橋(寄り道のひととき)

昼食のあと、道沿いで見つけた「Dituva Monkey Bridge」に立ち寄りました。
木の板をつないだ細い吊り橋です。

橋の入口にはアートデザインのモニュメントがあり、
中腹には木彫りの“笑った顔”が飾られていて、
まるで橋そのものが作品のよう。
隠れアートを探しながら歩くのが楽しい場所です。

途中、地元の犬が慣れた様子で橋を堂々とした足取りで渡っているのを見て、思わず笑。
滞在はわずか20分ほどでしたが、
自然と遊び心が混ざり合う、印象に残る寄り道になりました。

『旅メモ』

 名称:Dituva Monkey Bridge(木の吊り橋)
 特徴:入口のモニュメント、木彫りアート、川沿いの静かな景色