動物病院初体験 Belgium

投稿日: 2025年7月22日 22:06

動物病院初体験 Belgium

まさかの体調不良、迎えてすぐの不安

まさかの体調不良、迎えてすぐの不安

家に来て2日目、はなが「ケホッ、ケホッ」と小さな咳を。
最初は乾いた咳だったのが、次第に白っぽい泡のような痰を吐くように…。
目もうつろで、寝床から出ようとしないその様子に、不安がこみ上げました。 「これはおかしい」と思い、すぐに友人から信頼できる獣医さんを紹介してもらうことに。

紹介されたのは地域に根ざした名医

紹介されたのは地域に根ざした名医

紹介してもらった獣医は、「Cabinet vétérinaire Jan Verbeke」。
住所は Rue des Bégonias 4, 1170 Watermael-Boitsfort(ブリュッセル)。
最寄りのバス停は STIBバス17番の「Keym(ケイム)」停留所で、そこから徒歩2〜3分。住宅街の静かな一角にあります。
診察室に通されると、そこにはキャットタワーの上でくつろぐ猫の姿。
はなをじっと見つめるその猫は、すっかり病院に慣れているようで、緊張した空気をやさしく和らげてくれます。
獣医の先生は英語も堪能で、やさしく、丁寧に診察が始まりました。

ウイルスの可能性と、思いがけない“年齢”の話

ウイルスの可能性と、思いがけない“年齢”の話

咳や呼吸音を確認しながら、「何かのウイルスの可能性もあるので注射をしておきましょう」と提案され、処置してもらうことに。
さらに、「この子、パスポートの記載より少し若いかもしれないね」と言われてびっくり。「歯を見ると、1か月くらい幼いかも」と言われ、たまにあることだと教えてもらいました。
思いがけない“月齢ショック”に動揺しながらも、先生の落ち着いた対応に少しずつ気持ちがほぐれていきます。
診察の後は、必要な予防接種についての説明と 次回のアポイント。
犬を飼うのが初めての私たちにとって、先生のアドバイスは貴重でした
最後はお会計。
提示された金額は、約200ユーロ。
想定よりも高くて思わず目が泳ぎましたが、
それ以上に安心感と信頼を得られた貴重な時間。
家に帰ったはなは、少しだけほっとしたような顔で眠っていました
初めての動物病院は、驚きと学びの連続でした。